歳と共に髪が少なくなったり、生え際が後退したり、分け目が薄くなったり悩みは人により様々です。 そろそろ育毛のことを考えましょう。
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悪性脱毛症とは円形脱毛症のなかの一種です。
この病気は最初、円形脱毛から始まります。
そしてそのうちに髪全体から症状が現れてきます。
眉毛、まつ毛、ひげ、陰毛などに及んできます。
最後には、ほぼ全身といっていいほどの、すべての毛が抜け落ちてしまうことがあるという脱毛症です。
通常では脱毛症という病気は、抜け落ちた部分が一定の大きさになると、自然に脱毛が止まります。
そしてその後、育毛に向けての再活動を始めるようになっています。
これは2?3ヶ月から長くて数年で自然に治癒に向います。
ですが悪性脱毛症という病気は数年過ぎても、一向に毛が生えてこない場合もあります。
そして脱毛症を再発し、悪いことにそれを繰り返すことがあります。
円形脱毛症の中でもなぜにこれは悪性と呼ばれるのでしょうか。
人間は免疫を持っており、自分の体内に細菌や異物の侵入が感知されると、これをすぐさま攻撃します。
同時に排除する役割を持つのが「免疫システム」です。
それらがストレスによって、または様々な原因によって、自律神経のバランスを崩すと、それによって伝達系組織に支障をきたすようになります。
結果、「免疫システム」は正常な動きが出来なくなるのです。
正常な動きが出来ず暴走してしまった免疫システムは、育毛の基盤である毛母細胞を、なぜか体内に進入してきた外敵として認識してしまいます。
そして良い細胞であるはずの毛母細胞を誤って攻撃してしまうことになります。
これは通常、頭皮への栄養補給が遮断されることで受けるダメージよりも、もっと強く、短期間で毛母細胞を傷つけます。
それにより脱毛となり、発毛、育毛から遠ざけます。
免疫システムにより何度も攻撃された頭皮の毛母細胞は、結果、ついに壊滅状態となります。
そして激しい脱毛を起こします。
攻撃が止まってから、そのまましばらくすると発毛するようになっていますが、またもすぐに攻撃にされて脱毛が繰り返されることになるのです。
そして最後には髪は生えてこなくなり育毛から遠ざかります。
部分的で丸い形に脱毛する円形脱毛症は、どのように起こるのでしょうか。
人間は強いストレスを感じると血管が急激に収縮します。
それが原因となり毛根への栄養補給がストップするために現れる症状です。
強いストレスが原因で始まる円形脱毛症は、別名、急性脱毛症とも言われています。
一方、ストレスが解消されると、自然に血管の収縮も回復し、頭皮に栄養が運ばれています。
すると細胞も以前のように活動し、頭皮は発毛、育毛に向けて働き、髪の毛は蘇生します。
通常の場合、個人差はあるものの、治療に通わなくとも3ヶ月程度で回復し、円形脱毛の痕跡はわからないほど回復するのが特徴です。
では円形脱毛症に気が付いたらどうすればいいでしょうか。
それは必要以上に余計な手入れをしないことが大切となってきます。
自分自身で間違った手入れ、育毛ケアをしてしまい、それが返って頭皮や毛細血管にダメージを与えるなど、さらに新たな脱毛を招くケースもあります。
本来、円形脱毛症には飲み薬、塗り薬の使用も必要ないと言われています。
それでも心配な方は病院で薬を処方してもらう方法もあります。
円形脱毛症治療には、発毛、育毛に体の内側から働きかける内服薬を使う治療も行われています。
漢方薬やビタミン剤などの服用や血管を拡張する薬などを服用する方法もあります。
患部治療ではステロイド剤を塗布する治療や、温熱・冷凍療法・紫外線療法など色々な治療法があるという事です。
心配な方は一度病院で診てもらうのも選択肢の一つです。